自動車保険の見直し方|損しないタイミングと比較のポイントを解説

健康・生活

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更新のハガキを開いて、
保険料を見た瞬間に思いました。

「自動車保険って、こんなに高かったっけ?」

毎年なんとなく同じ内容で更新していませんか?
私もそうでした。

この記事では、専門用語をなるべく使わずに、
次のことをお伝えします。

  • 見直しの手順(4ステップ)
  • いつ見直すのが損をしないか
  • 削っていい補償と、削ってはいけない補償の考え方

私の見直しでは、
年間の保険料が
38,940円から31,090円になりました。
その中身も正直に書きます。

  1. 自動車保険の見直しが必要な理由
    1. 毎年なんとなく更新していない?
    2. 保険料が上がる主な原因
    3. 見直さないと起きる損
  2. 自動車保険の見直し方法は4ステップ
    1. ①保険証券を用意する
    2. ②今の補償を書き出す
    3. ③同じ条件で見積もる
    4. ④保険料と中身を比べる
    5. 私の見直し結果
  3. 自動車保険の見直しタイミング
    1. ベストは満期の1〜2か月前
    2. 契約途中の見直しは損?
    3. 解約返戻金のしくみ
    4. 家族が変わったときも好機
    5. 車検と保険は別もの
  4. 自動車保険の見直しポイント
    1. 運転する人の年齢条件
    2. 運転者の範囲を絞る
    3. 人身傷害と搭乗者傷害
    4. いらない特約の見つけ方
    5. 対人・対物は削らない
  5. 車両保険は外してもいい?
    1. 車の価値は年々下がる
    2. 家計で備える考え方
    3. 免責金額と限定カバー
    4. 外さないほうがいい人
  6. 大雨・大雪など災害の補償
    1. 大雨・台風の水没は?
    2. 積雪・雪崩のとき
    3. 地震・津波は対象外
    4. 車両保険なしだと?
    5. 保険を使うと等級は?
  7. 見直しで等級はどうなる?
    1. 会社を変えても等級は続く
    2. 事故ありの場合の扱い
    3. 等級を守る中断証明書
  8. 2台持ちの保険の注意点
    1. セカンドカー割引とは
    2. 2台目の等級の考え方
    3. 2台まとめて見直す
  9. 自動車保険を比較するコツ
    1. おすすめの選び方の基準
    2. 代理店型とネット型の違い
    3. ネット型が向く人・向かない人
    4. 事故対応で見るポイント
    5. キャンペーンの使い方
    6. 一括見積もりで手間を省く
  10. 対面で相談したい人へ
    1. 店舗で相談する良い点
    2. 店舗で相談する困る点
    3. 相談に持っていくもの
  11. 毎年の見直しで身につく力
    1. 人任せにしない保険選び
    2. 毎年5分のチェック表
  12. よくある質問
    1. 見直すと等級は下がる?
    2. 何社に見積もるべき?
    3. 途中で乗り換えても大丈夫?
  13. まとめ|最初の一歩は見積もり

自動車保険の見直しが必要な理由

ノートパソコンを使いながら、クリップボードにメモを取る手元
※写真はイメージです

毎年なんとなく更新していない?

自動車保険は、何もしなければ同じ内容で自動的に続く仕組みの会社が多いです。
楽な反面、
「今の内容が自分に合っているのか」を考える機会がありません。

保険料が上がる主な原因

  • 修理費の値上がりなどで、保険会社の保険料が改定される
  • 年齢や等級(事故がないほど安くなる仕組み)が変わる
  • 家族の状況が変わったのに、条件が昔のまま

見直さないと起きる損

家族の事情が変わっても条件が昔のままだと、
必要以上に高い保険料を払い続けることがあります。
逆に、安さだけで補償を削ると、
事故のときに足りなくなります。

大切なのは「安くすること」ではなく、
必要な補償を残して、むだを減らすことです。

自動車保険の見直し方法は4ステップ

①保険証券を用意する

更新のハガキか、
保険会社のマイページから「保険証券」を探します。
手元に置くのは、保険証券と車検証です。

②今の補償を書き出す

次の5つをメモします。

  • 運転する人の範囲(本人だけ・夫婦・家族)
  • 年齢条件(何歳以上の人が運転するか)
  • 対人・対物の金額
  • 人身傷害の金額
  • 車両保険の有無と、付いている特約

③同じ条件で見積もる

ここが一番大事です。
今の条件とそろえて見積もりを取ります。
条件が違うと、安く見えても中身が違います。

④保険料と中身を比べる

金額だけでなく、補償の内容と事故対応の方法を見ます。

私の見直し結果

見直し前見直し後
保険会社SOMPOダイレクトSBI損保
年間の保険料(年払い)38,940円31,090円

差は7,850円。
補償の内容は、特に変えていません。
等級も引き継げました。
車両保険は、もともと付けていません。
見積もりは、一括見積もりサービスのインズウェブで取りました。
4社の見積もりを、補償を同じ条件にそろえて比べました。

※この金額は私の場合です。車種・年齢・等級・住んでいる地域で、結果は人によって大きく変わります。

自動車保険の見直しタイミング

ベストは満期の1〜2か月前

更新の案内が届くのは、満期の約2か月前が一般的です。

  • 見積もりを取り始める:満期の1〜2か月前
  • 申し込みを済ませる:遅くとも満期の1〜2週間前
  • 乗り換えで等級を引き継ぐ:新しい契約を、満期日の翌日から7日以内に始める(目安)

見積もりには、現在の保険証券が必要です。
案内が届いたら、すぐ動き出すのが一番ラクです。
日程は会社で違うので、手元の更新案内で確認してください。

契約途中の見直しは損?

契約の途中でも、乗り換えはできます。
ただし次の点に注意してください。

  • 年払いの場合は、返戻金(戻ってくるお金)がある。月払いは、原則として返戻金が出ない
  • 新しい保険の開始日と、古い保険の解約日にすき間をあけない
  • 途中で切り替えると、等級が上がるタイミングがずれることがある

返戻金の計算は会社ごとに違うので、
解約前に必ず確認してください。

解約返戻金のしくみ

年払いの場合は、
年間保険料 ×(1 − 短期率)で計算する会社が多いです。
短期率は、
契約から経過した期間が長いほど高くなります。
使っていない日数ぶんが、そのまま日割りで戻るわけではありません。

短期率は会社ごとに違います。

家族が変わったときも好機

次のようなときは、
満期を待たずに条件を見直すチャンスです。

  • 子どもが独立して、運転する人が減った
  • 結婚・出産で、運転する人が増えた
  • 車を買い替えた、運転する距離が減った

車検と保険は別もの

車検の時期に、
自動車保険を切り替える必要はありません。
車検のときに必ず必要なのは、自賠責保険のほうです。任意の自動車保険は、車検とは別に満期があります。

ただ、車検は出費が重なる時期なので、
「家計を点検するきっかけ」にはなります。

自動車保険の見直しポイント

運転する人の年齢条件

年齢条件は、会社によって区切りが違います。
たとえばSBI損保は
「年齢を問わず」「21歳以上」「26歳以上」の3つです。「30歳以上」「35歳以上」などの区分がある会社もあります。

運転する家族の中で一番若い人に合わせて決めます。たとえば26歳以上の条件で、25歳の家族が運転して事故を起こすと、補償の対象外になります。

子どもが免許を取った、逆に独立した、というときは、ここが保険料に効きます。

運転者の範囲を絞る

「本人だけ」「夫婦だけ」「家族限定」の順に、
範囲を絞るほど保険料は安くなります。
運転しなくなった家族がいるなら、
見直せる可能性があります。

人身傷害と搭乗者傷害

  • 人身傷害:自分や同乗者のケガの治療費・休業損害などを、実際の損害に応じて補償する
  • 搭乗者傷害:決まった金額が出る(定額)

迷ったら、人身傷害をしっかり残す考え方が一般的です。

いらない特約の見つけ方

今の特約を一つずつ、
「どんなときに使うか」を確認します。
説明を読んで思い浮かばないものは、
保険会社に問い合わせて確認しましょう。
他の保険と重なっているものもあります。

対人・対物は削らない

事故で壊れた車をレッカー車が運んでいる様子
※写真はイメージです

他人を傷つけたり、物を壊したりしたときの補償です。ここは金額が大きくなりやすいので、
安さのために削るのは避けたいところです。

車両保険は外してもいい?

車の価値は年々下がる

車は、新車から年が経つほど価値が下がります。
古い車だと、事故で支払われる保険金も低くなります。

家計で備える考え方

私は車両保険を付けていません。
「保険料をずっと払い続けるより、その分を貯めて備える」ほうが合っていると思っているからです。

ただし、これは私の家計の場合です。
向き不向きがあるので、次の「外さないほうがいい人」も見てください。

免責金額と限定カバー

  • 免責金額:事故のときの自己負担額。高くするほど保険料は下がる
  • 限定カバー(エコノミー型):補償される事故の範囲を絞ったもの

「外す」の前に、この2つで安くする選択肢もあります。

外さないほうがいい人

  • 車をローンで買っていて、貯金に余裕がない
  • 新しい車で、修理費が出せない
  • 事故のあと、すぐ車を買い替えるお金がない
  • 水害や大雪が心配な地域に住んでいる

大雨・大雪など災害の補償

車両保険を外すか迷うとき、いちばん気になるのが災害です。大雨で車が水につかった、大雪で車庫の屋根が落ちてきた。そんなとき、自分の車の修理費を出してくれるのは、基本的に車両保険だけです。

大雨・台風の水没は?

台風・大雨・洪水・高潮で車が水につかったり、流されたりした損害は、車両保険で補償されます。SBI損保では、一般型も、エコノミー型(車対車+限定A)も対象です。

ただし、自宅の車庫や月極駐車場での水害は、その補償を付けていない契約だと対象外になる会社があります。証券で確認してください。

積雪・雪崩のとき

大雪・雪崩による損害は、SBI損保の車両保険の案内で、補償の対象に挙げられています。除外として書かれているのは、地震・噴火・津波です。

雪の細かい条件(たとえば、車庫の屋根の雪が落ちてきたとき)は、会社と契約で違います。請求の前に、約款か保険会社で確認してください。

雪道でタイヤが動かなくなったときのロードサービスは、会社によって対象外のことがあります。滑り止め(スタッドレスやチェーン)の装着が条件の会社もあります。

地震・津波は対象外

地震・噴火・津波による損害は、車両保険に入っていても補償されません。一般型もエコノミー型も同じです。地震で道路が陥没して車が傷ついたときなども、含まれます。

会社によっては、全損のときに一時金が出る特約があります。気になる方は、特約があるかを契約先に聞いてみてください。

車両保険なしだと?

私のように車両保険を付けていないと、
水没や雪の被害で車が壊れても、
修理費は補償されません。
車両保険を外すときの、いちばん大きな引き換えがここです。

外すなら、次の2つを考えておきましょう。

  • 駐車場の場所に水害のおそれがないか、自治体のハザードマップで見ておく
  • 修理や買い替えの費用を、貯金で出せるか考えておく

水が車の床より高くなったら、すぐに止まって、エンジンを切ります。冠水した道には、入らないのが一番です。

保険を使うと等級は?

水害で車両保険を使うと、次の更新で1等級下がり、保険料が上がります。修理費が小さいときは、使わないほうが得なこともあります。使う前に、保険会社に、等級と保険料への影響を聞いてみましょう。

見直しで等級はどうなる?

会社を変えても等級は続く

等級は、保険会社を変えても引き継げます。
私もSOMPOダイレクトからSBI損保に変えましたが、等級はそのまま引き継がれました。

ただし、
解約の理由や、解約日の翌日から7日以内に次の契約が始まらない場合などは、引き継がれないことがあります。乗り換えるときは、新しい契約の開始日を、
今の契約の満期日に合わせるのが安全です。

事故ありの場合の扱い

事故で保険を使うと、等級が下がります。
その下がった等級も引き継がれます。
事故を起こした人が「乗り換えれば元に戻る」わけではありません。

等級を守る中断証明書

車を手放す・しばらく運転しない期間があるときは、
中断証明書を取っておくと、等級を保管できます。

  • 有効期間は、中断日の翌日から10年間(10年を過ぎると6等級からやり直し)
  • 再開するときの等級が7等級以上であることが条件
  • 発行の申し込みには期限がある(おとなの自動車保険では、解約日・満期日から13か月以内)

手放した日に自動で届くものではありません。
自分から保険会社に依頼する必要があります。
細かい条件は会社ごとに違うので、解約するときに必ず聞いてください。

2台持ちの保険の注意点

我が家は2台持ちです。

セカンドカー割引とは

2台目を新しく契約するとき、条件を満たすと、
等級を有利なところからスタートできる制度です。
「複数所有新規」と呼ぶ会社もあります。

SBI損保の場合、主な条件は次のとおりです。

  • 2台目の契約が始まる日に、1台目が11等級以上
  • 2台目は、新しく自動車保険に入る車(過去13か月以内に自動車保険の契約がない車)
  • 2台目の運転者・所有者は、1台目と同じ本人、配偶者、同居の親族のいずれか
  • 契約者は個人(法人は対象外)

条件を満たすと、通常は6等級から始まるところが、
7等級から始められます。
1台目が他社の契約でも対象になります。

条件は会社ごとに違います。
すでに他社で入っている車を乗り換えるだけでは、
対象になりません。

2台目の等級の考え方

2台は別々の契約なので、等級もそれぞれ別です。
1台だけ見直すと、もう1台とのバランスが崩れることがあります。

2台まとめて見直す

満期の時期がずれていると、
見直しが後回しになりがちです。
まとめて見積もるのが手間も少なく、
割引の条件も確認しやすいです。

自動車保険を比較するコツ

おすすめの選び方の基準

「どの保険会社がおすすめ?」と聞かれても、
答えは人によって違います。
この記事では特定の会社をおすすめしません。
代わりに、選ぶ基準をお伝えします。

  1. 今の補償と同じ条件で比べる
  2. 保険料だけでなく、事故対応のしかたも見る
  3. 自分が困らない連絡方法(電話・アプリ)か

代理店型とネット型の違い

代理店型ネット型(ダイレクト型)
申込担当者と相談自分でネットから
保険料比較的高め比較的安め
向いている人相談しながら決めたい自分で比べられる

ネット型が向く人・向かない人

向いている人:補償の内容をある程度理解していて、ネットの手続きに抵抗がない人

向いていない人:担当者に任せて安心したい人、手続きに不安がある人

事故対応で見るポイント

  • 24時間受け付けてくれるか
  • 事故のとき、誰がどこまで動いてくれるか
  • 示談交渉をしてくれるか

口コミは参考程度に、公式の説明も読んでください。

キャンペーンの使い方

見積もりや契約で、
ポイントなどがもらえるキャンペーンがあります。
ただし期間限定で、条件があります。
キャンペーンの特典で選ぶのではなく、補償と保険料で選んだあとに「使えたらラッキー」くらいが安心です。

一括見積もりで手間を省く

1社ずつ入力するのは大変です。
一括見積もりサービスを使うと、1回の入力で複数社の保険料を比べられます。

保険料は車種・年齢・等級・地域などで人によって変わります。下のリンクの見積もりでも、結果は人それぞれです。

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使う前に、知っておいてほしいことがあります。
インズウェブの公式の説明では、次のとおりです。

  • 利用は無料で、最大20社の見積もりを比べられる。契約の義務は生じない
  • 見積もりを依頼すると、入力した情報が保険会社(または代理店)に伝えられる
  • 見積もりは数日中に、メールか郵送で届く。保険会社によっては、確認の電話が入る場合がある
  • 依頼したあとのキャンセルはできない。保険会社に直接伝える
  • インズウェブは保険会社ではないので、契約は保険会社に直接する

電話が気になる方は、この点を知ったうえで使ってください。

私もこのインズウェブで見積もりを取り、
SOMPOダイレクトからSBI損保に乗り換えました。
SBI損保のリンクは貼っていません。

対面で相談したい人へ

ネットの手続きが不安な方は、店舗や代理店で相談する方法もあります。

店舗で相談する良い点

  • 質問しながら決められる
  • 事故のときも、担当者に連絡できる安心感

店舗で相談する困る点

  • ネット型より保険料が高くなりやすい
  • 営業時間内に行く必要がある

相談に持っていくもの

  • 保険証券(または更新のハガキ)
  • 車検証
  • 運転免許証(運転する家族の分)

毎年の見直しで身につく力

人任せにしない保険選び

毎年見直していると、自分の契約の中身が分かってきます。何が必要で、何が不要か。判断できるようになるのが一番の収穫です。

毎年5分のチェック表

更新のハガキが届いたら、次を確認します。

  • ☐ 運転する人は変わっていないか
  • ☐ 年齢条件は合っているか
  • ☐ 車の使い方は変わっていないか
  • ☐ 特約の中に、いらないものはないか
  • ☐ 他社の見積もりは取ってみたか

よくある質問

見直すと等級は下がる?

見直しただけでは下がりません。等級は引き継げます。事故で保険を使った場合は、別です。

何社に見積もるべき?

私は4社の見積もりを比べました。まず一括見積もりで全体の相場を見るのが手軽だと思います。

途中で乗り換えても大丈夫?

できます。解約返戻金と、新旧の保険の開始日・終了日に注意してください。

ほかの質問は、よくある質問18選の記事にまとめています。

参考にした公式情報(2026年10月確認)

  • SBI損保「運転者の範囲」「2台目以降の自動車保険のご契約」「自動車保険と自然災害」
  • SOMPOダイレクト(おとなの自動車保険)「解約返れい金」「中断証明書」「水没」の解説ページ
  • インズウェブ「自動車保険」ページとよくある質問
  • 損保ジャパン「契約の更新」

まとめ|最初の一歩は見積もり

  • 見直しは「安くする」ではなく「必要な補償を残して、むだを減らす」
  • 見直しの時期は、満期の1〜2か月前
  • 車両保険は、貯金で備えられるなら外す選択肢もある(人による)
  • 迷ったら、保険証券を手元に置いて、見積もりを一度取ってみる

見積もりを取るだけなら、無料でできます。更新の案内が届いたら、まず保険証券を用意するところから始めてみてください。

ならば……毎年の更新が、ちょっと楽しみになりますように。

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